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ヒメジョオン(姫女苑)いっぱい咲いた♪橋本の相賀大神社近く♡境内には南北朝時代の石燈籠、裏山には市脇古墳群~参拝者の心にっこり往時へタイムスリップ

和歌山県橋本市市脇の相賀大神社の裏山周辺で、晴天に恵まれた10月26日、まっ白いヒメジョオン(姫女苑)が無数に咲いて、辺りのキリンソウ(麒麟草)などとともに涼風に吹かれ、参拝・観光客の心を癒していた。

ここは平安時代の関白・藤原頼道公が高野山・参詣の際、立ち寄り休憩したと言われている。同神社は同地方の相賀荘1町31か村の総氏神として崇敬され、昔は根来寺の領地で繁栄を誇ったが兵火により神宝や古文書などを焼失した。

ただ、境内には南北朝時代に建立された砂岩岩6角形の石燈籠(高さ約1・8メートル)が美しく残存。同神社の裏山には「市脇古墳群」があり、石燈籠は同県文化財、古墳群は同市文化財に指定されている。

この日、同裏山周辺ではヒメメジョオン(姫女苑)が神々しく開花。石燈籠は木陰で静まり返っている。訪れた参拝・観光客は、石燈籠や市脇古墳群の歴史深さに驚き、ヒメジョオンの爽やかさにも大喜び。「ここで目を閉じると遥か昔にタイムスリップできる」と話していた。

写真(上、下)は市脇古墳群の山すそで咲いたヒメジョオンの花。写真(中)は県文化財の石燈籠。


更新日:2023年10月26日 木曜日 16:58

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