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小雨の中、担ぎ屋台(だんじり)威勢よく、笛・太鼓も爽やかに♪橋本・隅田八幡神社の秋祭り
国宝・人物画象鏡が伝わる和歌山県橋本市隅田町垂井の隅田八幡神社=寺本佳文(てらもと・よしふみ)宮司=で10月8日、伝統の秋祭り(県無形民俗文化財)が行われ、名物・担ぎ屋台(だんじり)が登場、小雨の中で多くの参拝・観光客を楽しませた。
先ず、御神輿(おみこし)=当番・同市杉尾区=が宮入り。この後、担ぎ屋台(だんじり)=当番・平野区、垂井区、中島区、恋野区=が次々登場。鉢巻きに、はっぴ姿の若い衆が、境内を威勢よく練り歩き、3個の太鼓の響きに乗せて、少女らが横笛を吹き鳴らすと、屋台は上下左右に大揺れ。
さらに神輿渡御(みこしとぎょ)が行われ、御旅所(隅田中学校)まで屋台4基、御神輿、寺本宮司以下神職、御神具奉持者(榊、天狗、獅子、御幣、鉾、長刀、弓矢、剣、唐櫃、太鼓、氏子総代らが約800メートル練り歩いた。
雨傘を差した家族連れは「やっぱり担ぎ屋台はすごい。雨でも心が晴れる」と笑い合っていた。
写真(上)は担ぎ屋台の後ろで太鼓を叩く若い衆や横笛を吹く少女たち。写真(中、下)は雨傘の向こうを威勢よく練り歩く担ぎ屋台。
更新日:2023年10月8日 日曜日 17:35