色づいたよ桜紅葉、泉水も噴き上がり♡橋本運動公園・泉水池周辺～家族連れら散策楽しむ

和歌山県橋本・伊都地方は、秋日和に恵まれた１０月７日、橋本市北馬場の橋本運動公園の桜並木の葉っぱが色づき、その桜紅葉(さくらもみじ)が時折、涼風にひらひら。同公園中央の泉水池では、秋水が高々と噴きあがり、市街地では見られない詩情を繰りひろげた。

同公園はプールとテニスコートの間に、泉水池があり、その周囲には素敵なベンチも。近くにはソメイヨシノ桜の若木が約１０本林立。その桜紅葉が黄緑・赤茶色に色づき、テニスコートからは少年や壮年の声、ボールの打音があふれてくる。

多くの家族連れや、高齢者は愛犬を連れたり、杖をついて散策。ベンチからは綺麗な三石山と秋空を眺めて、「やっぱりここは有り難い」と笑っていた。

［季語・桜紅葉の俳句２０句紹介］

好きな道桜紅葉の頃なれば)稲畑汀子)

妻つれて桜紅葉の壺坂へ(山口青邨)

桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ(角川源義)

桜紅葉なるべし峰に社見ゆ(河東碧梧桐)

汝なき桜紅葉に還りける(加藤楸邨)

研師来るさくら紅葉の信濃より(飯田龍太)

綿雲のましろき桜紅葉かな(日野草城)

面倒臭さうなる桜紅葉かな()川崎展宏)

黙庵に桜紅葉の日をゆづる(角川源義)

かつ散りて桜紅葉の褪せも(鷹羽狩行)

ほぼまるきさくらもみぢのひと葉あり(岡井省二)

もみづれる桜に昼の雲たかし(大野林火)

桜もみぢ秋篠寺に拾ふかな(細見綾子)

桜紅葉しばらく照りて海暮れぬ(角川源義)

桜紅葉なるべし峰に社見ゆ(河東碧梧桐)

地に在りてさくらもみぢはきよらかに(日野草城)

妻つれて桜紅葉の壺坂へ(山口青邨)

汝なき桜紅葉に還りける(加藤秋邨)

綿雲のましろき桜紅葉(日野草城)

黙庵に桜紅葉の日をゆづる(角川源義)

写真(上)は桜紅葉が美しい橋本運動公園の桜並木。写真(中)は秋水を噴き上げる泉水広場。写真(下)は桜紅葉のクローズアップ。

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