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「勤行・観月・コンサート」全員うっとり♡橋本の真言律宗妙楽寺~大和語りべ・やすきひろこさん、箏演奏家・山田裕子さんら登場

和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=の境内で、中秋の名月の9月29日、「勤行・観月・コンサート」が開かれ、多くの善男善女が秋の夜長を楽しんだ。

同寺は嵯峨天皇の勅願により弘仁11年(820)、弘法大師が開創。姪(めい)の如一尼(にょいちに)が初代住職を務めた。やがて無住寺・無檀家となり、今は老朽化で本堂を撤去。江戸時代建立の鐘楼門だけが残っている。

この日夕刻、鐘楼門の東の山の上に大輪の月があらわれ、間もなく鐘楼門の阿吽(あうん)の鯱(しゃちほこ)や、境内に供えた薄(すすき)や月見だんごを煌々と照らした。岩西住職は先ず、境内に集まった人々とともに、月に向かって合掌、般若心経を唱えた。

次に鐘楼門下では箏演奏家・山田裕子(やまだひろこ)さんや打楽器奏者・ユンツボタジさんが、まるで満月から音が溢れるように演奏。さらに大和語りべ・やすきひろこさんが現れて、自作の「女人成仏の真言を求めて」を演じると、訪れた人々から「すてき」と喜びの拍手が起きていた。

また、境内のスクリーンに「ふるさと」や「赤とんぼ」などの童謡・歌詞を映して、山田裕子(やまだひろこ)さんとユンツボタジさんが、懐かしく演奏すると多くの家族連れらが静かに合唱。最後に岩西住職の母・康子(やすこ)さんが、お月見だんごやお茶を配ると、人々は名月をまぶしみながら「うまい」と大喜び。

岩西住職は「美しい満月に恵まれてよかった。月輪観(がちりんかん)とは、清らかな月を見つめて〝わが心は月輪〟と感じ、さらにその心を無限に広げて〝宇宙即ちわが心〟を体得することです」と話していた。

写真(上)は妙楽寺の空に輝く中秋の名月。写真(中)は観月コンサートに登場した、右からやすきひろこさん、山田裕子さん、ユンツボタジさん。写真(下)は鐘楼門下での演奏風景。


更新日:2023年9月29日 金曜日 23:26

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