ニュース & 話題

咲いた咲いたよ曼殊沙華♪橋本・高野口の信太神社前♡境内は大樟(県天然記念物)~秋分の日へ刻々と

雲一つない大空に恵まれた9月16日朝、和歌山県橋本市高野口町九重283の荘厳な信太神社・鳥居前の稲田・畦道で、今秋初と思える曼殊沙華(まんじゅしゃげ)が唯1輪咲いて、秋の爽やかさを示した。1週間後の23日(土)は秋分の日。紀の川流域では曼殊沙華が次々咲いて、多くの人々はご先祖や今は亡き家族、友人知己の冥福を祈ることになる。

同神社の掲示板では「古文書によると、天武天皇の白鳳3年(674)、役行者(えんのぎょうじゃ)が葛城山で修行の際、当神社境内で踊経された」と説明。

さらに「天元2年(979)に拝殿、御供所、神庫、楼門を改造したという言い伝えがあり、1300年前にはすでに創建されていたと思われる」と記している。

鳥居をくぐり石段を登った境内では、推定樹齢400年、高さ25メートル、幹周り7メートルの大樟(くすのき=県指定天然記念物)が聳えて、その木陰には風が吹き上げてくる。

高野参拝の後、マイカーで訪れた男性は「この神社の歴史の古さ、大樟の神々しさに驚きました。これからもお参りに来たい」と話していた。

写真(上、下)は信太神社の前に咲いた曼殊沙華。写真(中)は信太神社境内の大樟。


更新日:2023年9月16日 土曜日 16:08

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事