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ギンナン生まれ色づきはじむ♡世界遺産・黒河道入口のイチョウの大樹~近くでは露草の花々、葛城・金剛連峰では可愛い白熊の雲あるく

和歌山県橋本市賢堂の世界遺産・黒河道(くろこみち)入口付近は、小雨が降ったり、涼風が吹いたりの9月8日朝、名物「黒河道のイチョウの大樹」が緑の葉陰に可愛いギンナンが生まれ、色づきはじめ、山斜面では紫の小さな露草の花がいっぱい。

遥か北方の葛城・金剛連峰は霧雨に霞み、その上に可愛くでっかい白熊のような雲が生まれて、自然豊かな地方都市の初秋の一幕を示していた。

黒河道入口付近には高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)があり、入口わきには「高野玉川新四国霊場 第二番護摩壇 本尊 阿弥陀如来」と記された御堂がある。

イチョウの大樹(高さ10数メートル、根元の太さ約1メートル)は、その脇に聳える。秋本番には、無数のギンナンが落下。人々は拾って帰り、水でかき混ぜ、皮をむいて天日干し、それを煎(い)って、家族と一緒に味わっている。

この日、その高台に立つと、眼下にはJR・南海橋本駅付近の市街地や紀の川・橋本橋、陵山(みさぎやま)古墳と県立橋本高校などが見え、背景の葛城・金剛連峰の空では、自然の織り成す可愛い白熊姿の雲がのっそり。大阪に近い地方都市の風景を繰りひろげる。

黒河道は、今夏の豪雨被害で「歩行禁止」になっているが、先ず、定福寺に参拝し、周辺をを散策してきた女性グループは「この高台の風景や花々も大好き。早く黒河道が歩けますように」と話していた。

写真(上)は黒河道のイチョウの大樹に生まれ色づきはじめたギンナン。写真(中)葛城・金剛連峰の空を歩む白熊姿の雲。写真(下)は同大樹近くに咲いている露草の花。


更新日:2023年9月8日 金曜日 16:12

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