ニュース & 話題
スーパー銭湯「きらく湯」橋本店♡8月末で閉店~80歳男性客「冬はお湯、夏は水をかぶりすかっと♪有難うございました」
多くの家族連れや若者グループに愛されてきた、和歌山県橋本市あやの台のスーパー銭湯「きらくゆ」橋本店は、機械室内(お湯の浄化槽やボイラー)故障により、8月末で閉店すると公表した。宮嵜聡志(みやざき・さとし)支配人は、修復費が巨大過ぎで、とても営業できなくなりました」と説明、多くの顧客は「とても安くて楽しいお風呂なので、誠に残念ですが、長い間お世話になりました」と感謝している。
同店は平成17年(2005)4月にオープン。お湯が段状に流れる滝の湯、体を揉みほぐすジェット風呂、サウナや壺湯などがいっぱい。屋内には美味しい飲食店も休憩室もある。
悪霊(あくりょう)を追い払うという「ハロウィン」(10月31日)の季節には、玄関に「お化けカボチャ」を展示。子どもたちがフロントで「ハロウィン」と言うと、お菓子をプレゼント。
風呂場では柚子(ゆず)を浮かべる柚子風呂をはじめ、柑橘(かんきつ)湯や、大根風呂などを展開するなど、多くの家族連れらを楽しませてきた。入浴者数は年間30~40万人を数えている。入館料は大人(中学生以上)平日700円、土日祝750円。小人(3歳~小学生)同350円、同400円。
「きらくゆ」橋本店は8月31日午後11時まで営業。翌日から休業となる。オープン時から通ってきた80代の男性は「冬はお湯、夏は水をかぶり、すかっとした。お陰で酒食もうまく熟睡できました」と頭を下げていた。
写真(上)は夜の「きらくゆ」玄関。写真(中、下)は「きらくゆ」の露天風呂や壺湯などの風景。
更新日:2023年8月28日 月曜日 19:13