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橋本・妙楽寺の愛宕山で灯籠祭り「家内安全」祈る♡昼は押絵作家・小西さだ代さん遺作展&己書作品展・体験会~雷雨去り楽しく

和歌山県橋本市東家3丁目の真言律宗・妙楽寺の愛宕山(あたごさん)で8月26日(土)夜、地元住民による「あたご会」主催の「灯籠まつり」、昼は地元の押絵作家・小西さだ代さんの遺作展と己書(おのれしょ)体験会が開かれ、大勢の市民らが愛宕大権現に参拝、家内安全や世界平和などを祈った。

小西さんは今春、82歳で逝去。約30年間の作品100点以上が保存されていた。同会企画の遺作展を家族が快諾、真っ赤な達磨(だるま)や干支(えと)の押絵など約30点を展示。

大勢の友人・知人らは「どの作品にも、さだ代さんのやさしい心が溢れている」と鑑賞。二女の園生美紀(そのお・みき)さんは「とてもうれしいです」と謝辞を述べていた。

また、日本己書(おのれしょ)師範・長谷川美佐江(はせがわ・みさえ)さん指導の「己書体験会」でも大勢の女性たちが参加して心血を注いだ。一方、長谷川さんの「己書まんてん道場」(高野山真言宗・観音寺)で学ぶ人々の己書を境内に展示。鑑賞者の中には「私も習いたい」と呟く人たちもいた。

同夜の灯籠祭りは、凄まじい雷雨に見舞われたため暫時待機。幸い午後6時半頃には雷雨が去ったため、会員らは長い石段の両側に市民の108基の灯籠を並べた。灯籠には「家内安全」など人々の願いがしたためられ、訪れた子どもたちは、お母さんに見守られながら、楽しそうに灯籠を眺めていた。

あたご会の会員は「今回はちょうど108基の燈籠が集まりました。これは108煩悩を払ってくれるという意味かも知れません」と話していた。

写真(上)は小西さだ代さんの遺作展に見入る友人・知人ら。写真(中)はお母さんに見守られながら「家内安全」の灯籠に見入る可愛い子どもさん=愛宕山の石段で。。写真(下)は愛宕山・境内に展示された素晴らしい己書作品の数々。


更新日:2023年8月26日 土曜日 22:26

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