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豊かに稲穂色づき、日本の原風景あざやか♡橋本・杉尾の山里~紫のヤブラン開花、小滝も爽やかな水しぶき

日本の音風景100選「杉尾の巨石」で名高い、和歌山県橋本市杉尾の山里で8月23日、豊かに稲穂が色づき、明王寺・境内では紫のヤブラン(藪蘭)が開花、近くの小川では、幾つもの小滝が水しぶきに輝いて、素晴らしい日本の原風景を繰りひろげた。

「杉尾の巨石」は、明王寺わきの635段の階段を登った山上にあり、耳を当てると遠くの紀の川の水音さえ伝わるという。同寺前の畑には昔、大きな「寺小屋」(学問施設)があり、多くの子供たちが巣立ったと伝わっている。

この日、周囲の山々からは「セミセミセミ」という蝉の声があふれ、明王寺の春日大明神の石垣そばでは、清楚なヤブランが咲いて、塩辛トンボやバッタが飛びまわる。

近くの不動谷川や東谷川では、幾つもの小滝が水しぶきを上げて流れ、さすがに水の豊富な山里だけに、あたりの稲田も瑞々しい限り。

時折、マイカーで訪れる家族連れや若いカップルらは、「ここは春夏秋冬、いつ来ても心癒されます」と喜んでいる。

明王寺は拝観無料。近くには駐車場やトイレもある。

写真(上)は明王寺そばで豊かに色づいた稲穂波。写真(中)は妙王寺境内に咲いた清楚なヤブラン。写真(下)は杉尾の小川で水しぶきかがやく小滝。


更新日:2023年8月23日 水曜日 19:12

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