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盆過ぎの紀北山河の光景しっとり♡橋本・高野口公園(庚申山)から眺望~珊瑚樹は無数の実まっ赤
まばゆく晴れ渡った盆過ぎの8月19日、和歌山県橋本市の庚申山(こうしんさん)=高野口公園=で、珊瑚樹(さんごじゅ)の実が真っ赤に色づき、山頂の展望台(高さ10㍍)から眺望すると、南には戦国武将・真田幸村も見上げたに違いない雨引山(あまびきやま)、その山麓を紀の川が滔々と流れ、その両側には葛城山や竜門山などの山々が連なる。
庚申山の高野口八幡神社近くでは、純白の百日紅(さるすべり)が満開で、遥か南に弘法大師・空海の高野山がそびえ、やはり純白の白雲がもくもくとわき上がっていた。
同公園は桜の名所だが、桜以外にも四季折々の花が咲く。展望台や雨宿り&日陰の東屋風の休憩所、滑り台、ぶらんこなどの遊具もある。
さすがに猛暑・残暑となり、人影は見られないが、地元の方々は「涼しい初秋には、家族連れや若者たちでいっぱい。皆さんの憩いの場です」と話していた。
写真(上)は展望台から眺めた紀の川と両岸に連なる盆過ぎの山々。写真(中)は真っ赤に色づいた珊瑚樹の実。写真(下)は同公園の展望台や休憩所、滑り台などの遊具。
更新日:2023年8月19日 土曜日 15:52