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「被災者はなく、台風7号去って良かった」♡南海高野線・倒木処理で暫時運休、橋本川・灯籠流し~応其寺に灯籠飾り先祖安寧祈る

大型台風7号が紀伊半島に上陸した8月15日未明、高野山麓・橋本地方も暴風雨に見舞われ、紀の川と支流・橋本川などが増水、激流が走った。南海高野線の橋本~紀伊清水駅間では、架線に倒木が引っかかったため暫時運休、橋本川での灯籠流しは、近くの高野山真言宗・応其寺に場所を移して営まれた。お盆の墓参を済ませていた人々は、「被災者はなく、台風も去ってよかった」と目を細めていた。

この日未明は、激しいしぶきの暴風雨で、午前8時過ぎには橋本~紀伊清水駅間の木がなぎ倒され、レール上の架線に引っ掛かっているのが見つかった。橋本~極楽橋駅間は始発から運休していたが、倒木撤去のため他の一部区間を含め暫時運休となった。

同日午後には、南海高野線の紀の川鉄橋の下では、すべての川原が濁流におおわれ、同川にそそぐ橋本川もどんどん増水。第9回灯籠流しは、午後7時から応其寺に灯籠を供えて、ご先祖のご冥福を祈った。

写真(上)は南海高野線・紀の川鉄橋下の激流風景。写真中)は南海高野線の架線に引っ掛かった樹木。写真(下)は灯籠流しが予定されていた古東橋たもとの橋本川。


更新日:2023年8月16日 水曜日 00:27

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