ニュース & 話題

第50回「高野山ろうそくまつり」先祖供養ほのぼの♡お母さんは子どもの健やかな成長を祈る

第50回「高野山ろうそくまつり」(万灯供養会)が、弘法大師ご生誕1250年のお盆の8月13日、和歌山県高野町の世界遺産高野山の奥の院・浄域で営まれ、国内外から訪れた大勢の参拝・観光客が各自ろうそくに火をともし、先祖のご冥福を祈った。

同実行委員会などが主催、高野町青少年団体連絡協議会などが共催。

舞台は一の橋から、弘法大師・空海が入定(にゅうじょう)している御廟(ごびょう)までの参道(約2キロ)で、あたりは千年杉の木立に覆われ、名だたる武将を含む約20万基の墓石群が広がる。

この夜の参拝・観光客はコロナ禍前に少し復活して数万人が訪れた模様。先ず参道の各ブースで、ろうそくを沢山もらい、奥の院・灯籠堂で1000年間燃え続けているという「お照の一灯」の採火をいただき、ろうそくに移すと、参道は二筋の光明の列となる。祈心灯エリアでは、「信」と言う文字が輝かしく浮かび上がってきた。

大阪から訪れた子ども連れのお母さんは、ろうそくに火を灯して、ご先祖の冥福はもちろん、子どもたちの健やかな成長を祈っていた。

写真(上)はお母さんのそばで、ろうそくに火をともすゆかた姿の兄妹たち。写真(中)は著名作家「司馬遼太郎の記念碑」前の参道に並ぶろうそくの火と、大勢の参拝・観光客。写真(下)は奥の院・参道の燈籠の火と、ろうそくの火の美しさ。


更新日:2023年8月14日 月曜日 01:11

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事