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鬼灯、オミナエシ供え、祖先の冥福祈る♡橋本の高野山真言宗・観音寺の六地蔵と無縁仏

和歌山県橋本市東家の高野山真言宗・慈眼山「観音寺」=柿内諦光(かきうち・たいこう)住職=の東家墓地入口で8月12日、六地蔵尊(ろくじぞうそん)に先祖を迎える目印・鬼灯(ほうずき)、十一面観音堂わきの無縁仏にはオミナエシが供えられ、大勢の人々が御先祖の安寧(あんねい)を祈った。

六地蔵とは釈迦入滅の後、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天道の各界)を訪れて、人々を救い上げ、力を与える地蔵菩薩のこと。

多くの墓参者が六地蔵尊に高野槙(こうやまき)と鬼灯、無縁仏にはオミナエシなどを供え、静かに手を合わせていた。

8月15日(火)午後7時頃からは、JR・南海橋本駅近くの橋本川・古東橋たもとで、ご先祖などの御霊(みたま)をお送りする、第9回「橋本灯籠(とうろう)流し」が営まれる。

今回は「かき氷」「たこ焼き」など10数軒が5年ぶりに出店。柿内住職ら僧侶3人が水流に向かって読経。先ず、松田区長ら地元代表3人が3基の燈籠を流した後、家族連れら約300人が灯籠を流して冥福を祈る。

燈籠は1基2000円=屋台チケット(金券500円)付き。申し込み・問い合わせは観音寺(電話0736・32・1710)へ。

写真(上)は真っ赤な鬼灯が供えられた観音寺の六地蔵尊。写真(中)は十一面観音堂とそばの無縁仏。写真(下)は供えられたオミナエシの花。

 

 


更新日:2023年8月12日 土曜日 14:09

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