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お盆控えて夏水仙、花蓮あざやかに♡中将姫ゆかり橋本・恋野の浮御堂近く~家族連れら静かに手を合わす
奈良時代の女性史ヒロイン・中将姫の隠れ里、和歌山県橋本市恋野の浮御堂の池畔で、盆間近の8月11日、鮮やかな夏水仙(なつずいせん)が開花、池では真っ白な花蓮(はなはちす)が咲いて、訪れた日傘姿の人たちは、思わず中将姫の安寧を祈っていた。
ここは紀の川の南の丘陵地で、中将姫が観音菩薩を祀って、亡き母をしのんだという「中将が森」などがある。この日、浮御堂・池畔では、ピンク色の夏水仙が夏日を浴びて眩いばかり。池の浮葉の上では3輪の花蓮が神々しくかがやき、塩辛トンボが飛びまわっていた。
マイカーで訪れた人たちは、綺麗に咲いた花にびっくり。お盆(13~16日)にはご先祖のお墓参りをするが、ここでは中将姫のことを思い、浮御堂や花にも手を合わせていた。
写真(上、下)は恋野・浮御堂近くで鮮やかに咲いた夏水仙の花。写真(中)は白く神々しい蓮の花。
更新日:2023年8月11日 金曜日 14:44