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第50回「高野山ろうそくまつり」(万灯供養会)近づく♡8月13日(日)奥の院・参道~先祖供養、家族安泰、世界平和など祈願へ
第50回「高野山ろうそくまつり」(万灯供養会)が8月13日夜、和歌山県高野町の高野山奥の院・浄域で開催される。今年も高野山麓はもちろん、国内外から多くの参拝・観光客が訪れて、美しく楽しい夜を迎えそう。
今回は弘法大師ご誕生1250年記念大法会で、同実行委員会主催、同町青少年団体連絡協議会の共催。
舞台は奥の院・一の橋から、弘法大師・空海が入定(にゅうじょう)している御廟(ごびょう)までの参道(約2キロ)で、あたりは千年杉の木立に覆われ、名だたる武将を含む約20万基の墓石群が広がる。
参道の両サイドに並ぶろうそくには午後6時ごろ、奥の院・灯籠堂で1000年間燃え続けているという「お照の一灯」の採火をいただき、ゆかた姿の家族連れらが、ろうそくに火を灯して先祖供養、家族安泰、世界平和を祈願。同8時から奥の院・灯籠堂で万灯供養会が営まれる。
ろうそくは参道各所で配布。今年も願主・願い事を供える「祈心灯」イベントを開催。祈心灯1基500円。一方、橋本地区安全安心まちづくり推進協議会は、綺麗なろうそく祭りのウチワ1500枚を用意して希望者に1枚ずつ進呈。役員の畑野富雄さんは「暑さには注意しながら、お楽しみください」と言っている。
写真(上)は父親に見守られながら真剣にろうそくを立てる女の子。写真(下)は参道に飾られた子どもたち手作りの可愛い置き灯籠の列=いずれも本紙掲載資料。写真(中)は参拝者に進呈される綺麗なうちわ。
更新日:2023年8月8日 火曜日 19:49