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日本女性初の五輪水泳金・前畑秀子ベルリン渡航日記・朗読放送♡8月11日(金)FMはしもと向井景子さん

和歌山県橋本市出身で、日本女性初のオリンピック水泳・金メダリスト前畑秀子(まえはた・ひでこ)さんの話題が8月11日(金)、FMはしもとで放送される。JR・南海橋本駅前のはしもと広域観光案内所では、前畑さんの写真が展示されており、前畑さんから大きな活力をいただけそう。

前畑さん(1914~95年)は少女時代、紀の川で遊泳して心身を鍛え、名古屋の椙山(すぎやま)女学園時代に冠たる実力を身につけ、1936年のベルリンオリンピック女子200メートル平泳ぎで見事、日本女性初の金メダルを獲得した。

その際、NHKの河西三省(かさい・さんせい)アナウンサーが「前畑ガンバレ、前畑ガンバレ」と20回以上も連呼し、最後には「前畑勝った、前畑勝った、勝った、勝った、勝った…」と叫び続けた、実況放送は全国民に感銘を与えた。

FMはしもとは感動の「前畑秀子嬢ベルリンオリンピック渡航日記「前畑ガンバレの日」と題し、8月11日(金)午前11時頃からと、午後7時30分頃からの2回に分けて、昭和11年(1936)8月10日「決勝前日」&8月11日「決勝当日(金メダル獲得)」の2日間の前畑さんについて、FMはしもと社長の向井景子(むかい・けいこ)さんが朗読放送する。

向井さんは「前畑さんの渡航日記には、決勝前日の苦悶と栄冠獲得後は、控室で大泣きし、うれしいを3度重ねられた」と紹介。前畑秀子 古川勝・顕彰活動委員会は「ぜひお聴きください」とアピールしている。

前畑さんの近所で生まれた古川勝(ふるかわ・まさる)さん(1936~93)も少年時代に前畑さんに見守られ、日本大学時代の1956年には、第16回メルボルン・オリンピック男子200メートル平泳ぎに出場。独自で編み出した「潜水泳法」により世界新記録の優勝を飾り、写真展では前畑さんと共に古川さんの健闘ぶりが飾られている。

写真(上)はFMはしもとの向井さん。写真(中)は前畑・古川さんの写真が活躍ぶりが展示されている橋本駅前の広域観光案内所。写真(下)は優勝してプールサイドで観衆に応える前畑さん。


更新日:2023年8月7日 月曜日 15:06

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