ニュース & 話題

平和祈念像の正面にすてきな東屋(休憩所)完成♡紀州・かつらぎ公園~家族連れら大喜び

白くかがやく平和祈念像の立つ、和歌山県かつらぎ町丁ノ町のかつらぎ公園に、素晴らしい東屋風の休憩所が新設され、訪れる多くの家族連れらを喜ばせている。

同公園では昭和31年(1956)、世界平和を希求する町民有志が平和祈念像建立を決意、洋画家で彫刻家の保田竜門(1891〜1965)原形デザインの地蔵菩薩像(コンクリート製台座含む高さ・約22メートル)が完成した。

台座部分には、世界44か国から収集した小石が塗り込まれ、公園内には世界の戦没者慰霊碑、平和の鐘などが設けられ。子どもたちの遊具施設もある。

同園内に橋本ロータリークラブが東屋(休憩所)を建立・寄贈。同町が管理、地元有志がお花の世話などに尽力している。

この東屋は、屋根の下に石製テーブル&椅子があり、4隅の柱の花壇・プランターではペチュニアなど赤、白、紫の花々が咲いて、涼風に揺れている。その南側では純白の平和祈念像が聳え、微笑んでいる。

藤棚近くでは、珊瑚樹の実が色づきはじめ、8月下旬には真っ赤になる。ここは毎春、桜並木が満開になり、花見舞台としても名高い。これからも四季折々、大勢の家族連れらが「世界平和」を祈り、紀の川堤防を散策した後、この東屋で楽しく憩うことになりそう。

同町では7月29、30両日、妙寺公民館や旧妙寺保育所、かつらぎ公園などで「第3回大和街道竹とうろうの夜」を開催。町内の子どもたちが作成した竹とうろうが夜を照らし、夜店やミニコンサート、お花の展示もあると紹介している。

 

 

写真(上)は平和祈念像の前に完成した東屋。写真(中は東屋の四隅のプランターで咲き誇るペチュニアなど色鮮やかな花々。写真(下)は色づきはじめた珊瑚樹の実と青空にかがやく平和祈念像。


更新日:2023年7月27日 木曜日 19:48

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事