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てるてる坊主にこにこ♪花蓮も神々しく♡高野山真言宗・生蓮寺(五條市二見)

弘法大師・空海ゆかりの奈良県五條市二見の高野山真言宗・生蓮寺(しょうれんじ)で7月10日、寺名の花蓮(はなはちす)が満開となり、山門や本堂には、世界平和や家族安泰などを祈る「てるてる坊主」が沢山飾られて、大勢の参拝者が手を合わせ、スマホ撮影しながら、聖なる夏のひとときを過ごしていた。

同寺は和歌山県橋本市の隣市、JR和歌山線・二見駅近くにある。平安初期に嵯峨天皇の皇后様の安産祈願所として創建され、御本尊は地蔵菩薩。空海が高野山開創時に立ち寄り、本尊胎内に手彫りの小地蔵を安置して「晴天を祈った」との伝承から「晴れ祈願の寺」として名高い。

この日、山門わきや境内全域で、赤や白、ピンクの鉢植えの蓮が瑞々しく開花、つぼみも次々ふくらみ色づいている。

山門や本堂の軒先などでは、全国の尊崇者から奉納された無数の「てるてる坊主」が掲げられ、真夏の日を浴び、涼風に吹かれながら、ほほえんでいた。

この日、九州・中国地方などで豪雨被害が発生。訪れる参拝・観光客は「雨も日和も有難いので、日々是やさしくお願いしたい」と手を合わせていた。

写真(上)は「てるてる坊主」が沢山飾られた生蓮寺・山門や本堂。写真(中)は境内で満開の花蓮。写真(下)は本堂の軒先に飾られた可愛い「てるてる坊主」。


更新日:2023年7月10日 月曜日 21:31

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