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神々しい大賀ハス咲き始めたよ♡橋本・真土万葉の里~7月下旬~お盆頃まで楽しめそう

万葉人が往来した和歌山県橋本市隅田町の「真土万葉の里」の蓮池(はすいけ)で7月6日、

大賀ハスの一輪が開花、無数のつぼみ(蕾)がふくらんできた。天候次第だが、今月下旬には見頃を迎え、お盆頃まで楽しめそう。

この蓮池は〝飛び越え石〟で名高い落合川の西側にある。真土区の話では10数年前、奈良県御所市の寺院から譲られた大賀ハス(古代の実から発芽・開花したハス)を植栽、丹精込めて育ててきた。

この日正午ごろの気温は32度と高く、日光も眩いばかり。蓮池は一面、無数の緑の大葉におおわれ、やや小ぶりの大賀ハスが若々しく開花、子どものこぶし程度のつぼみがふくらみ色づいている。隣の小池では紅白のスイレン(睡蓮)が一面満開になっていた。

近くの木造平屋の休憩所では、竹細工ボランティア・堀江尚功(ほりえ・ひさよ)さん手作りの竹細工「踊り子」や「風鈴」が飾られ、涼風にぴったり。訪れる人々は、卓上の記入帳に「蓮はつぼみでした、また来ます」「蓮の花見つけた」「1週間ほどで見頃が始まると思う」などと記していた。

ハスの花とは、釈迦が瞑想する「蓮華(れんげ)」とされ、祖先の霊を祀る「お盆の花」でもあり、この夏も大勢の家族連れや友人グループが訪れそう。

「真土万葉の里」はJR和歌山線「隅田駅」から東へ徒歩10〜15分程。京奈和自動車道・橋本東ICからも近く、駐車場は真土区の国道24号三差路を北側へ上がった右側にある。

写真(上)は開花した大賀ハスと色づいてきたツボミ。写真(中)は竹細工の踊り子と、涼風に鳴る風鈴=休憩所で。写真(下)は池一面で紅白のスイレンが開花。


更新日:2023年7月6日 木曜日 16:00

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