なんと可愛い七夕飾り「１００ねん　げんきに　くらせますように」「せんそうのない　せかいに」～かつらぎ町のJ℟笠田駅わき「ステーション笠田の郷」～人々の心和む

和歌山県かつらぎ町笠田東のJR和歌山線・笠田駅わきの「ステーション・笠田の郷」室内に、町内の子どもたちが、色紙で作った織姫と彦星、神様への祈りを書いた短冊を吊るした竹笹２本が飾られた。

ここはコミュニティーバスの発着場で、室内には名所・旧跡の多い同町の「ドライブ＆まち歩きマップ」や「フルーツ狩り」パンフなどが並び、観光ポイントや訪れ方などがわかりやすい。

七夕飾りは町内の佐野こども園と聖心幼稚園の子どもたちが、「１００ねん　げんきに　くらせますように」とか「せんそうのない　せかいになってほしい」などと書いた短冊や、色紙づくりの星々が神々しく輝いている。

同町上天野の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社などの参拝・観光客らは、「子どもたちの七夕飾りがとても可愛いし、町の観光案内も心やさしい。とても落ち着ける休憩所なので、心癒されまた」と喜んでいた。

「ステーション・笠田の郷」は木造瓦葺き平屋(約３０平方メートル)で、平成２３年(２０１１)に同駅・倉庫を改造オープン。かつて観光大使に選ばれた地元出身の人気俳優・小林稔侍さんの写真も掲示されていて、７月には町内の佐野こども園と聖心幼稚園の子どもたちの七夕飾りを立て掛けた。

「ステーション笠田の郷」を世話する地元ボランティア(２８人)の一人・平山忠彦(ひらやま・ただひこ)さん(７５)は「ここは冷暖房設備もあり、座席もゆったり。ここを拠点に神社仏閣の参拝・観光やハイキングなどを楽しんでください」と話していた。

写真(上)は子どもたちが飾った可愛い織姫と彦星の切り絵。写真(中)は室内に並ぶ「ドライブ＆まち歩きマップ」や「フルーツ狩り」パンフ。写真(下)は「ステーション笠田の郷」の七夕飾り風景。

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