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高野山麓・橋本の真言律宗・妙楽寺で凌霄花(のうぜんかずら)満開♡7月30日(日)は諸病封じ込め祈祷「きゅうり加持」あるよ♪

弘法大師・空海ゆかりの和歌山県橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で、真夏日の6月29日、色鮮やかな凌霄花(のうぜんかずら)が咲き誇り、由緒深い古寺の清祥さを示した。

妙楽寺は弘仁11年(820)に空海が創建した紀伊西国三十二番札所・嵯峨天皇勅願所で、初代住職は空海の姪(めい)・如一尼(にょいちに)である。

長らく無住職・無檀家が続き、平成23年(2011)秋には、老朽化した本堂と庫裏(くり)が台風で崩落、撤去された。

今は同市郷土資料館で保存中の仏像3体(県指定文化財)のうち、御本尊・薬師如来坐像が同寺仮本堂にご還坐(かんざ)している。

凌霄花は鐘楼門(同市文化財)を背景に、古い白壁土塀わきで約50輪が開花。陽光を浴びながら、颯爽と涼風に吹かれていた。

同寺では今夏も7月30日(土)午後1時30分から恒例の「きゅうり加持」が営まれる。これは弘法大師・空海秘伝の「諸病封じ込め」のご祈祷で、夏野菜のきゅうりに病気や悩みを封じ込めて、猛暑を無事に過ごせるよう祈る。祈祷料は1人(きゅうり1本300円)。「当日は余裕をもってお早やめにお越しください」と言っている。

問い合わせは妙楽寺の岩西住職(電話0736・32・1810)へ。

写真(上)は妙楽寺の鐘楼門近くの石灯籠そばに咲いた凌霄花。写真(中、下)はかつて同寺で開かれた「きゅうり加持」の風景。


更新日:2023年6月29日 木曜日 20:34

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