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花蓮のツボミふくらみ、観音さまも微笑んで♡女人高野別格本山・慈尊院(九度山町)~7月には開花、スマホ撮影も楽しそう
はつ夏の日差しが眩い6月25日、高野山麓・九度山町の女人高野別格本山・慈尊院=安念清邦(あんねん・せいほう)住職=で、聖観音菩薩立像に供えられた花蓮(はなはちす)が綺麗なツボミ(蕾)ふくらみ、観音さまさへ微笑んで「諸願成就」も叶いそう。多くの参拝・観光客が心癒されていた。
ここは弘法大師・空海の御母公を祀る名高い寺院。聖観音菩薩はその境内の梛(なぎ=町文化財)の木陰に立ち、ハスのツボミ膨らむ茎をかざしているお姿。それに呼応するように、足元の植木鉢ではハスの葉が涼風に揺れて、3本の茎のてっぺんで若々しいピンクのツボミがふくらんでいた。
これは安念邦賢(あんねん・ほうけん)副住職が、檀信徒から奉納された花蓮を育て、このほど5鉢に植え替えて供えた。あと1週間ほどで開花、7月上旬には見頃を迎えそう。参拝・観光客は先ず合掌して、花蓮を眺めたりスマホ撮影もできそうで、「どうぞお楽しみください」と言っている。
写真(上)は聖観音菩薩のお顔と花蓮のツボミ。写真(中)は梛の木陰の聖観音菩薩立像。写真(下)は聖観音菩薩の足元でふくらむ花蓮のツボミ。
更新日:2023年6月25日 日曜日 17:57