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可愛いアイガモ放鳥、子どもら自然農法を体験♡橋本・辻本さんの植田で大喜び
無農薬で稲を育てる「アイガモ農法」を実践している、和歌山県橋本市恋野の辻本賢三(つじもと・けんぞう)さん(87)の植田で6月16日、同市認定・すみだこども園や市立恋野
小学校の児童ら70人が「アイガモの放鳥体験」をした。
辻本さんは30数年前、田畑に散布した農薬を妻が吸い込んで大阪の病院に入院。その苦い経験を基にアイガモ農法を実践。子どもたちにも「自然農法の大切さを教えて31年目になる。今回も自宅近くの植田(約5545アール)と、大阪の業者から購入した生後約2週間のアイガモのヒナ約60羽を用意した。
梅雨晴れ間に恵まれたこの日、子どもたちは辻本さんの自宅前に集合。子どもたちがヒナを受け取ると目をぱちくりさせ、畦道から「一、二の三」で放つと、ヒナは早苗の間を泳ぎ回り、水中に何度もクチバシを突っ込んでぱくぱく。子供たちは「かわいい、がんばってね」と声をかける
最後に同市のグルテンフリーカフェ「結(むすび)」経営・平野貴代(ひらの・たかよさんが。この「恋の米」を原料につくったハート入りアイガモ姿のお菓子(クッキー)を子どもたちにプレゼント。辻本さんは「自然農法の米の良さを知ってもらえればうれしい」と話していた。
写真(上)はアイガモのヒナを手に受けて大喜びの子どもたち。写真(中)はアイガモのヒナを放つ子どもたち。写真(下)はプレゼントされたクッキーを披露するこどもたち。
更新日:2023年6月16日 金曜日 15:41