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土砂降りでも花御堂渡御は威勢よく♡高野山「青葉まつり」沿道は傘の波~弘法大師・空海ご生誕祝う

弘法大師・空海の生誕1250年を祝う「青葉まつり」が6月15日、和歌山県高野町で開かれ、土砂降りの雨の中、メインパレード花御堂渡御(はなみどうとぎょ)を威勢よく展開、沿道の傘、傘、傘の大勢の観光客は、その珍しい光景に驚きながら、スマホ撮影にも心込めていた。

「青葉まつり」は新型コロナ禍で2年間中止、昨年は規模縮小したが、今回は参加者1500人に復活して4年ぶり開催となった。

花御堂渡御は正午に高野山・奥の院一の橋を出発。稚児行列の引く稚児大師像の載った小さな山車(だし)花御堂、僧侶らが引く、稚児大師役の男の子と青葉娘4人が乗った山車などが、金剛峯寺までの大通り約1キロを練り歩いた。

本来、青葉娘が縁起物の絵札をまく散華(さんげ)を行うが、大雨のため中止。沿道の観光客は僧侶らから1枚1枚、丁寧にいただいて、手を合わせていた。

沿道の高齢者の一人は「青葉まつりは、小雨の日か多いですが、こんな土砂降りの花御堂渡御は初めてです。かえって元気をもらいました」と笑っていた。

写真(上)は土砂降りの雨の中、山車から笑顔で手を振ってくれる青葉娘。写真(中)は雨に輝く大通りを進む山車と、沿道の観光客の傘、傘、傘。写真(下)は高野山奥の院・一の橋から金剛峯寺へ進む花御堂渡御。

 

 


更新日:2023年6月15日 木曜日 16:54

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