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初の地車曳行「橋本駅前フェスティバル~みんなを笑顔にやったろかぃ~」橋本・古佐田地車保存会、地域活性化を目指す♡平木市長も賛同「橋本駅前にはホテルも図書館も必要」

和歌山県橋本市古佐田JR・南海橋本駅前の古佐田地車(こさだ・だんじり)保存会は6月10日、駅前活性化を目指す、初めての地車曳行「橋本駅前フェスティバル~みんなを笑顔にやったろかぃ~」を開催、平木哲朗(ひらき・てつろう)市長は「橋本駅前にはホテルや図書館が必要であり、大切な夢実現に努力したい」と話した。

この日午前、同保存会の若衆約100人が、ねじり鉢巻きにハッピ姿で地元の地車小屋前に参集、胡麻生八幡神社・宮司による祈祷式の後、地車を駅前までに曳行。午後は先ず、平木市長や県議、市議らが「まちの活性化にご尽力ありがとう]と祝辞。若衆らは同駅周辺の市街地を威勢よく曳行。屋根では若衆がウチワを振りかざし、地車から笛・太鼓が鳴り響く。

駅前ではキッチンカーが大集合、特設テーブル席では、大勢の家族気連れらが、たこ焼き、焼きそば、かき氷などを味わいながら団欒。やがて地車が戻ると、若衆らは子どもたちを地車に乗せ、太鼓を叩かせるなど、やさしく見守りながら楽しい地車まつりを体験させていた。

同市古佐田は、旧・高野街道と旧・大和街道の交差点で、今もJR和歌山線、南海高野線の交差する歴史的なまち。

同保存会・若頭の池田和夫(いけだ・かずお)さんは「きょうは豪雨も去って良かった。今年の秋祭りでも、駅前の良さをアピールしたい」と誓い、平木市長は「民間企業間では最近、橋本駅前での〝ホテル建設話〟が浮上しており、できれば市立図書館も併設したいです」と話していた。

写真(上)は橋本駅前を東から南へ左折する古佐田地車。写真(中)は橋本駅前の商店街を南へ下る古佐田地車とそれに続く大勢の見物客たち。写真(下)は地車の後ろ姿とハッピ姿の若衆の素晴らしさ。


更新日:2023年6月10日 土曜日 19:01

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