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はつ夏の清祥な風景、昼夜を問わず♡高野山麓・橋本駅周辺~昼は松葉菊咲いて南海電車が往来、夜は三日月&金星の最接近

和歌山県橋本・伊都地方は5月24日、おだやかに晴れあがり、まちも山河も初夏の涼風をいただき、昼夜とも清祥な風景を繰りひろげて、高齢者の一人は「新型コロナ禍に悩まされた3年の月日を忘れさせてくれた」と喜んでいた。

この日、橋本市東家の真言律宗・妙楽寺=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=の愛宕(あたご)山付近に立つと、JR・南海橋本駅周辺のまちや、近畿有数の古墳のある陵山(みささぎやま)、大和地方の山々が穏やかな日差しを浴びて、難波行き列車がリズミカルな音を響かせながら走っていた。

前夜は三日月と金星が最接近して西空に輝き、偶然、玄関から見上げた市民はうっとり。ここ暫くは同じような星月夜となる。

一方、昼間は愛宕山でピンクの松葉菊(まつばぎく)が沢山咲いて、明るい木漏れ日に輝いていた。

愛宕山は盆踊りの本場でもあり毎年、櫓(やぐら)の提灯明かりの下、ゆかた姿の男女が手指を月にかざして踊る。これもコロナ禍で中止続きとなり、市民は「やっぱり踊りたい、眺めたい」と期待している。

写真(上)は初夏の涼風をいただくJR・南海橋本駅周辺の風景=左は古墳のある陵山、向こうは大和方面の山々。手前は難波方面に向かう南海電車。写真(中)は5月23日夜の三日月と金星。写真(下)は愛宕山で満開の松葉菊。

 


更新日:2023年5月24日 水曜日 16:13

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