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弘法大師・空海ご生誕1250年 奉祝・柴燈大護摩供♡6月6日(火)~世界遺産・丹生都比売神社で九州修験会「世界平和」祈り厳修
弘法大師・空海と縁の深い神仏習合の世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社=丹生晃市(にう・こういち)宮司、和歌山県かつらぎ町上天野=で6月6日(火)、世界平和を祈る「奉祝 弘法大師ご生誕1250年・柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)」が行われる。
同神社は弘法大師に高野山を授けただけでなく、葛城・大峯・高野の3修験道とも交わり深く大護摩供を執行。今回は真言宗に僧籍を置く九州修験会が厳修する。場所は境内で、午前10時30分から奉祝祭、同11時から大護摩供(雨天決行)。
同神社によると、大護摩供とは不動明王の力で、人々の苦悩を焼き払い、現世での願いを祈願。密教寺院や修験道の修行の一つとして野外で行わる。「弘法大師ご生誕・奉祝と世界平和への祈りを込めての大護摩供なので、お預かりした護摩木は、ご神前祈願の後、山伏が大護摩供でお焚き上げいたします」と説明している。
護摩木(大)は10000円。同(中)は1000円。電話での申し込みは5月28日まで。問い合わせは同神社=午前8時45分~午後4時30分(電話=0736・26・0102)。
一方、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の壇上伽藍(がらん)金堂では、7月上旬まで全国各地の同宗寺院・住職らが訪れ、法会を営むことになっている。
写真は九州修験会が初めて同神社で営んだ大護摩供の風景(2015年4月・撮影)
更新日:2023年5月16日 火曜日 16:45