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源氏ボタル乱舞、ゆっくり楽しんでね♡橋本市矢倉脇の通称「ホタルの川」~南海高野線・紀見峠駅近く5月中旬~7月上旬
和歌山県橋本市矢倉脇の「ホタルの会」=森脇稔(もりわき・みのる)会長=は5月13日、人々に愛されている地元の通称「ホタルの川」で、「今年も間もなく源氏ボタルが乱舞しそう」と公表した。森脇会長はFМ「はしもと」や同市観光協会などを通じて1週間に2、3回、情報発信する予定で、「どうぞお楽しみください」と言っている。観覧無料。
ここは南海高野線・紀見峠駅近くで、森脇会長は「美しい山川と可愛い源氏ボタルを楽しんでもらおう」と約20年前から、地元有志による「ホタルの会」メンバーと共に、特設水路でカワニナを養殖放流、無数の源氏ボタルを育ててきた。
これまで2度の豪雨水害により、ホタルは激減したものの、今では元通りに復活している。
森脇さんの話によると、地元の笹尾(ささお)川では5月中旬~6月上旬、約100~300匹の源氏ボタルが乱舞。根古(ねご)川では6月上旬~同25日が見ごろ、冷谷(ひえだに)川では6月15日~7月10日頃に乱舞、観賞時間は午後8時~10時ごろの見込み。
笹尾川は国道371号沿いで、笹尾橋下流約200㍍間が良さそう。同川は何段もの滝状に流れており、川沿いではウツギ(卯の花)やハナミズキ(花水木)などの花々が咲き誇り、今年も大阪・難波や堺市あたりからも、大勢の家族連れや若いカップルらが訪れそう。
森脇会長は「源氏ボタルが愛を求めて、闇の中を飛び回る姿は、とても素晴らしいですよ」と話していた。問い合わせは森脇稔会長(電話=090・5244・0486)。
写真(上、下)は幾つもの小滝がある笹尾川と一の瀬の滝=ホタルの里を紹介する森脇会長。写真(中)は乱舞する源氏ボタル=森脇会長提供。