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高野詣での世界遺産・黒河道~黄金色のキンポウゲが満開♡大イチョウの木陰から初夏の輝き放つ~コロナ沈静化でハイカーも増えそう

和歌山県橋本市の世界遺産・黒河道(くろこみち)入口の大イチョウ(大銀杏)の木陰で、まさに立夏の5月11日、小さな黄金色のキンポウゲ(金鳳花)が咲きそろい、涼風に吹かれながら初夏(はつなつ)の輝きを放っていた。

この黒河道入口は、同市賢堂の高野山真言宗・定福寺(じょうふくじ)南側。大イチョウの脇には御堂「高野玉川新四国霊場 第二番護摩壇(本尊 阿弥陀如来)がある。

この日、近くの池畔では若草の中からキンポウゲの花々が満開になり、まばゆいばかりの木漏れ日を浴びていた。

黒河道は高野山真言宗総本山・金剛峯寺に向かって、古くから大勢の参拝者が往来した険しい山道。入口の御堂脇には、地元有志が「ハイカーのために」と手作りの竹杖を立て掛けており、今なお大阪などから多くのハイカーが訪れ、この竹杖をいただき、四季の自然を楽しみながら登っている。

この日も新緑の黒河道から葛城・金剛連峰や紀の川流域のまち並みが一幅の絵になっていおり、コロナ禍の鎮静化により、とくに今夏は大勢の健脚が高野山へ向かいそう。

写真(上、中)は黒河道入口の御近くに咲いた小さく色鮮やかなキンポウゲ。写真(下)は黒河道から眺めた紀の川・橋本橋や葛城・金剛連峰などの風景。


更新日:2023年5月11日 木曜日 19:39

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