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藤の花房に心癒され♡橋本・子安地蔵寺で8種類25本~紅椿や姫しゃがの花も素敵
関西花の寺24番・藤の寺である、和歌山県橋本市菖蒲谷94の高野山真言宗・子安(こやす)地蔵寺=島田弘恭(しまだ・こうきょう)住職=で4月25日、藤棚でには花房の長い九尺藤が垂れ下がり、境内ではでっかい紅椿(べにつばき)や、真っ白な姫シャガ(著莪)の花などが咲き誇り、参拝・観光客の心を和ませた。
同寺は天平9年(737年)に行基菩薩が開基。御本尊・地蔵菩薩像は行基菩薩の手彫りで、同寺は紀州徳川家の安産菩提所である。
山門前や境内には紫や白など8種類25本の藤が植えられ、境内の藤棚から藤の房が垂れ下がり、小池では小さな錦鯉がすいすい遊泳。藤棚の下や、地蔵尊の前などでは、ツツシ(
躑躅)や姫シャガの花など、いろんな花々が咲いて夢のよう。
訪れる参拝・観光客は本堂に向かって合掌した後、楽しそうに花々をスマホ撮影していた。ゴールデンウィーク(4月29~5月5日)には、マイカーなどで大勢が訪れそう。、駐車料300円、入山料300円(中学生以上)。開花情報は音声案内(0736・34・2487)。
写真(上)は藤棚から垂れ下がる藤の花房と、境内の小池で遊泳する小さな錦鯉たち。写真(中)は神々しい姫シャガの花。写真(下)は大きく咲いた紅椿。
更新日:2023年4月25日 火曜日 21:14