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高野山真言宗総本山・金剛峯寺で枝垂れ桜満開♡高野山霊宝館では「弘法大師御誕生1250年大法会記念展~国内外からの参拝・観光客の心うるおう
弘法大師・空海の開いた和歌山県高野町の世界遺産・高野山真言宗総本山・金剛峯寺は、弘法大師・空海の命日の4月21日、春の陽気に恵まれ、大主殿・正門をくぐる参道入口付近で、神々しい枝垂れ桜が満開になり、国内外から訪れる大勢の参拝・観光客を楽しませた。
この日正午ごろ、2本の枝垂れ桜が咲き誇り、薄紅色の花々が春光を浴びて、微風に揺れている。
電車や観光バス、マイカーなどで訪れた家族連れや、友人グループは、先ず、標高約850メートルの山門前で、山麓のまちよりも約20日遅れで最高潮に達した枝垂れ桜を見て大きく深呼吸。やがて山門をくぐり大主殿に向かって静かに合掌していた。
この3年間、新型コロナ禍の影響で、人影はまばらだったが、最近はほぼ復活。朱色の根本大塔などのある壇上伽藍(だんじょうがらん)も、空海ご入定の奥の院も、国内外の人々でいっぱい。土産物店などが連なる商店街は明るく賑わっていた。
なお、高野山霊宝館では宗祖弘法大師御誕生1250年大法会記念展「お大師さまから お大師さまへ」が開幕。国宝・聾瞽指帰(ろうこしいき)や、重文・高野大師行状図画などを展示。春は4月15~7月9日、夏は7月15日~10月9日で、開館時間(入館は30分前まで)=5~10月(午前8時30分~午後5時30分)、11~4月(午前8時30分~午後5時)。
拝観料は一般1300円、団体(20人以上)1200円、高校生・大学生800円、小学生・中学生600円。霊宝館=(電話0736・56・2029)。
写真(上、中)は満開の枝垂れ桜に大喜びの参拝・観光客。写真(下)は枝垂れ桜が最高潮の高野山金剛峯寺・山門前の風景。
更新日:2023年4月21日 金曜日 22:05