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「黄砂などなんの」下弦の月かがやき、白鷺しゃなり♡高野山麓・橋本の紀の川~「メガネ&マスクは必要」

中国から黄砂が飛来した4月13日午前3時半ごろ、高野山麓・橋本市では、南の空に下弦の月が浮かび上がり、黄砂まみれの兆候はなかったが、正午頃の山河は、瞼を閉じたいほどの霞みよう、それでも、紀の川ではスマートな白鷺(しらさぎ)が、しゃなりしゃなりと踏み歩きつつ、黄砂などものともしていない。川岸を散策する人たちは「マスクは必要だけど、この風景に心洗われる」と喜んでいた。

この日未明、同市東家の高台に立つと、南の園城山の空で下弦の月が輝き、山麓のまちの灯もいっぱい。黄砂の飛来などまるで噓のよう。正午頃には、高野山も国城山も黄砂で霞み、

メガネやマスクなしでは歩けないほど。それでも紀の川では白鷺が歩き回り、鴨(かも)の群れが遊泳。自然のおおらかさを繰りひろげた。

散策を楽しむ人たちは「コロナのお陰でマスク着用に慣れたし、黄砂のお陰でマスクの有難さがわかる」と話していた。

写真()は黄砂の空にかがやく下弦の月。写真()は紀の川を踏み歩く白鷺。写真()は黄砂に霞む高野山と紀伊山地の山々。


更新日:2023年4月13日 木曜日 23:09

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