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春光浴びつつ、鴨50羽遊泳♡高野山麓・紀の川橋本橋付近~菜の花ようの花々も彩り添えて

前夜には春雷(しゅんらい)がとどろいた4月3日午後、和歌山県橋本市の紀の川は、まばゆい春光を浴びてせせらぎ、可愛い鴨(かも)の群れが遊泳。河原では、黄色い花々が、菜の花ように彩りを添えて、橋本橋を渡る歩行者の心を和ませていた。

橋本橋とは天正15年(1587)、豊臣秀吉の焼き討ちから高野山を救った客僧・木喰応其(もくじきおうご)上人が架橋。その後、大水害・流失などにより、今は新しく架橋されている。

この日、橋本橋・歩道の欄干につかまり、眼下を見渡すと、河原は枯草から若草に変わりつつあり、菜の花に似た花々も咲いて、岩場のせせらぎの光を浴びている。

上流を見渡すと、南海高野線の鉄橋を高野山の参拝・観光客などを乗せた電車がゆっくり往来。眼下の川面では50羽を上回る鴨の群れが遊泳。時には大きな円陣を描いたり、一列縦隊に変わったり。時には仲良しカップルも生まれて、その1羽がズボッと潜ると綺麗な波紋が広がり、続いてもう1羽も波紋をつくる。やがて2羽とも首をあらわすと、今度は並んで遊ぎまわる。

散歩中の男性や、買い物の女性たちは、思わず立ち止まって、「この橋からの景色は、いつも楽しいよ」と笑っていた。

なお、木喰応其上人開基の応其寺は、橋本橋北詰から徒歩数分のところにある。

写真(上、中)は橋本橋から見た紀の川の鴨の遊泳。写真(下)は紀の川のせせらぎに彩りを添える菜の花ようの花々。

 

 

 

 

 

 

 

 

東方の南海高野線・鉄橋では、高野山の参拝・観光客らを乗せた電車が往来。

 


更新日:2023年4月4日 火曜日 00:22

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