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満開の桜から柿若葉へ刻々と♡九度山・雨引山の展望台から一望~高野山も紀の川も夢のよう

名高い柿の本場である、和歌山県橋本・伊都地方の山々で4月2日、無数の柿若葉が色づきはじめ、まさに山河は桜色から柿若葉へ刻々と変化、夢のような時の流れを感じさせている。

ここは九度山町の弘法大師・空海ゆかりの世界遺産・慈尊院の南西に聳える雨引山(あまびきやま)。同院から高野山・大門へ通じる町石道(ちょういしみち)わきには、素晴らしい屋根付き屋展望台がある。

この日、そこに立つと、周囲の柿畑では、無数の柿若葉が春風にそよぎ、南東には高野山が影絵のように聳える。

北東では葛城・金剛の山々が連なり、眼下では紀の川が大きく曲がりくねり、流域のまち並みも生き生き。

展望台のテーブル・椅子では、家族連れや若者グループが、新緑の柿若葉に包まれ、山河の風景を楽しみながら弁当を味わっていた。

町石道とは、高野山の弘法大師・空海が、女人禁制のため慈尊院で起居した母に会いに通った道で、慈尊院には御母堂が祀られており、多くの参拝・観光客が健脚を生かしている。

一方、同院裏手には紀の川の川フルーツライン(広域農道)があり、大阪などから橋本経由で高野山へマイカーで向かう参拝・観光客も多く、これからは沿道の柿若葉に心安らぐことになる。

写真(上)は九度山・雨引山の町石道沿いの柿若葉=背景は高野山。写真(中)は柿若葉の中の展望台と眼下の紀の川流域の風景。写真(下)は町石道沿いの柿若葉。


更新日:2023年4月2日 日曜日 18:43

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