楽しいよ「陽炎」「下校」「トマトころころ…」アザレア写真クラブ第２回「写真展」開幕♡３月１７～１９日、橋本市教育文化会館

和歌山県橋本市のアザレア写真クラブ第２回「写真展」が３月１７日、同市教育文化会館４階で開幕した。テーマは「心にふれる感動」で、会員１７人が組み写真を含む計４１枚を出展。中村満(なかむら・みつる)会長は「どうぞごゆっくりお楽しみください」と言っている。同展は２８日(日)まで（観覧無料）。

同クラブは同市高野口町の「写真教室」で学んでいた写真愛好家らで約１０年前に結成。毎月１回の例会で、橋本在住の写真家・大谷憲弘（おおたに・のりひろ）さんと、中本義則（なかもと・よしのり）さんの指導を受けている。

今回の展示作品は、例えば中村会長の「陽炎（かぎろひ）」は、同市の南海高野線・紀の川鉄橋の夕焼け風景をパチリ紹介。夕焼雲が川面に映える中、鉄橋を渡る列車の影がくっきり。車輪のきしむ音さへ聴こえてきそう。松矢正利（まつや・まさとし）さんの「下校」は、児童らが銀杏(いちょう)や桜の道を帰って行く姿をありのまま紹介。

上田良孝(うえだ・よしたか)さんの「「トマトころころ…」は、小さな子どもが道に屈みこみ、器から転がり落ちたトマトをじっと眺めている様子。

いずれも心の奥底まで写した逸品ぞろいで、中村会長は「皆さんの心が作品にこもっています」と話していた。

• 開催時間は３月１８日(土)午前９時～午後５時。１９日(日)は午後４時まで。なお同期間中、同教育文化会館４階で、橋本市民大学「いきいき学園」写真クラブの「第１０回写真展」も開催されている。

写真(上)は中村会長の「陽炎」。写真(中)は松矢正利さんの「下校」(２枚組み)。写真(下)は上田良孝さんの「トマトころころ…」

Tweet