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国城山で河津桜が満開♡春の陽気あふれる~国城神社の参拝・観光客らスマホで家族・友人に浮き浮き配信

高野山麓・橋本地方では珍しい河津桜(かわずざくら)が3月12日、橋本市清水の国城山(くにぎさん=標高552㍍)の山頂付近で満開となり、目にも鮮やかな春の陽気を漂わせている。

国城山は征夷大将軍・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ=758~811)ゆかりの聖山で、高野山開祖・弘法大師(空海)が、ふもとから帰る途中の峠道から山頂の国城神社を仰ぎ、必ず合掌したと伝わる。

高野山・金剛三昧院の庭園を護る、地元の造園業・西岡克紘(にしおか・かつひろ)さん(80)は、「国城神社の参拝・観光客に楽しんでもらおう」と約20年前、自宅近くの国城山8合目付近の道沿いに、河津桜を植栽。毎年2月頃に咲き始め、3月中旬には薄紅色の花が最高潮となる。

家族連れや若いハイカーたちは、思わず立ち止まって丁寧にスマホ撮影、家族や友だちに配信しており、眼下には紀の川橋本・高野橋や伊都振興局、流域の町並みが見え、葛城・金剛連峰が霞んでいる。

西岡さんは「河津桜は、色鮮やかなので、多くの参拝・観光客に見てもらえてうれしいです」と話していた。

写真(上)は人々を楽しませている国城山の河津桜。写真(中)は河津桜のクローズアップ。写真(下)は河津桜と眼下に見える紀の川橋本・高野橋や流域のまち並み。


更新日:2023年3月12日 日曜日 18:14

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