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紅梅・白梅の花神々し♡参拝の心癒され~橋本・隅田八幡神社の末社・丸高稲荷境内~粉雪舞って雲間から薄日差し
和歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社=寺本佳文(てらもと・よしふみ)宮司=の末社・丸高稲荷(まるたかいなり)の境内で2月26日、神々しい紅梅・白梅の花が咲いて時折、粉雪が舞った。
隅田八幡神社は名高い担ぎ屋台(かつぎだんじり)祭り、丸高稲荷神社は桜の名所の一つである。
丸高稲荷神社は、隅田八幡神社南側の丸高山山頂にあり、参拝者はふもとの大鳥居から、87基の朱塗りの鳥居をくぐって参拝する。
この日も終日冷え込んだが、正午過ぎには、分厚い雲間から、青空があらわれ、紅梅・白梅の花は日差しとともに粉雪を浴びた。
すぐ近くの展望・休憩所かに立つと、朱塗りの鳥居の参道を、参拝・観光の家族連れらが登ってくる。遥か南には紀伊山地の峰々が連なり、手前の京奈和自動車道は、ひっきりなしに乗用車が往来している。
参拝者の一人は、「ここは見晴らしがよく、水仙や菜の花など、四季の花々にも心癒されます」と話し、今春の楽しい桜見物を期待していた。
[季語・梅の花の俳句7句紹介]
雪一二片雪一二片梅の花(高野素十)
神苑に鶴放ちけり梅の花(夏目漱石)
首まきに顔をつゝむや梅の花(正岡子規)
死して名なき人のみ住んで梅の花(夏目漱石)
痩梅の花ふたつ咲き二つのみ(日野草城)
旅人や鞍につけたる梅の花(正岡子規)
白粥のこの頃うまし梅の花( 石田波郷)
写真(上、下)は丸高稲荷の紅梅・白梅の花=背景は紀伊山地の峰々。写真(中)は丸高稲荷の朱塗りの鳥居の周辺風景
更新日:2023年2月26日 日曜日 17:54