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嵯峨御流&未生流の「生け花」に心癒され♡橋本市美術家協会展で大好評~多くのファン「来春も楽しみ」
高野山麓・橋本の美術家たちの書画、写真、生け花、工芸作品を集めた第23回「橋本市美術家協会展」が2月17~19日、橋本市教育文化会館で開かれた。
紙面に限りがあり、全部門の紹介はできなかったので今回、大好評を博した「生け花部門」について紹介。同部門では嵯峨御流、未生流の計13人が個性豊かな作品を出展した。
例えば嵯峨御流の加隈徳甫(かぐま・のりほ)さんはキウイのつる、ビベリカム、葉蘭、スターチス、リューカデンドロン、同じく中谷伸甫(なかたに・のぶほ)さんは桜、ストック、カーネーション、ビバーナム、リューユリーネ、小手まり、あせび、未生流の青木伸甫(あおき・のぶほ)さんは万作、ねこ柳、侘助椿を鮮やかに器に生けて出展した。
いずれの作品も、心和ませる美しさで、多くの鑑賞者は思わず立ち止まり、静かに見入った。ある高齢女性は「花は誰でも生けられますが、ここまではとても無理ですね」とうっとり。多くの人々が心から絶賛している様子だった。
同市美術家協会は、来年も同展を開催する方針で、多くの美術ファンは次回も書画・写真・陶芸と共に生け花を鑑賞、深く心癒されそう。同協会の浦木優(うらき・まさる)会長は「どうぞお楽しみに」と言っている。
写真(上)は加隈徳甫さんの生け花。写真(中)は生け花の展示風景=手前は中谷伸甫さんの作品。写真(下)は青木伸甫さんの作品。
更新日:2023年2月19日 日曜日 22:28