ニュース & 話題

立春、白梅の花瑞々し♡橋本・紀の川フルーツライン沿い~これから高野詣でのマイカー続々と

和歌山県橋本市の国城山(標高552㍍)の山すそを走る、紀の川フルーツライン(広域農道)わきで、立春の2月4日、白梅の花が満開になり、無数のつぼみも膨らんで、夢のような新たな香りを漂わせた。

ここは紀の川の橋本高野橋を渡り、高野山方面へのぼる同ライン沿いの高台で、近くには産直市場「くにぎ広場」が見える。

白梅の花は、並木の枝々から瑞々しく開き、ゆるやかな寒風にあおられながらも、立春の日差しにかがやき、あたりの柿山では、落葉焼きの煙がもくもくと棚引いていた。

暦の上では「春」の到来、これから秋にかけて、大勢の人々が世界遺産・高野山へ参拝。大阪などからマイカーで同ラインを走り、昼食・みやげものを求めて、「くにぎ広場」に立ち寄ることになる。

[季語・立春の俳句7句紹介]

雪解や春立つ一日あたゝかし(正岡子規)

立春の月どことなく匂やかに(高浜年尾)

立春やひと生くる故この世あり(桂信子)

立春のこんにやくいつか煮えてをり(桂信子)

蜆汁近江より春立てりけり(阿波野青畝)

春立つて十日の酒をこぼし合ふ(石田波郷)

群墓に明日立春の日を逃がす(角川源義)

写真(上、中)は国城山のふもとで満開の白梅の花。写真(下)は橋本の柿山での美しい落葉焼き風景。


更新日:2023年2月4日 土曜日 17:48

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事