ニュース & 話題

高野山大門に猛吹雪、根本大塔は白銀世界♡参拝・観光客「晴天」期待~但し「落雪注意」

今季最強の寒波襲来により、和歌山県高野町の世界遺産・高野山は1月24~25日、猛吹雪に見舞われ、約30センチの積雪となり、氷点下の気温の中、雪はすべて凍結した。高野山真言宗総本山・金剛峯寺では、すでに「落雪注意」の看板を立て、参拝・観光客に注意を呼び掛けている。

阿吽(あうん)の仁王像が立つ朱色の大門では、先ず、南の崖下から猛吹雪が押し寄せて、仁王像も大門も吹雪に霞んだ。たちまち壇上伽藍の根本大塔も、西塔も深々と冠雪。寒中の真言密教の聖地の素晴らしい景色を繰りひろげた。

ただ、寺院の屋根も境内も、すべての積雪が固く凍結して、人も車も動けない状態に。本山・係員は境内や参道、商店・民家の人たちは玄関先の除雪作業に尽力。今後、気温が上昇、降雪さえなければ、改めて参拝・観光を楽しめそう。

ただ、寺屋根の冠雪は突然、落下する恐れがあるので、壇上伽藍などに「落雪注意」の看板を立てて、とくに軒下注意を呼び掛けている。

写真()は高野山の南の崖下から猛吹雪を受けてかすむ大門。写真()は冠雪した壇上伽藍の西塔。写真()は朱色の根本大塔と境内の雪景色。


更新日:2023年1月26日 木曜日 16:35

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事