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最強寒波の白銀世界♡橋本のまちも山河も~白鷺と鴨たち、仲良く心温かく

今シーズン最強寒波となった1月25日未明、和歌山県・橋本伊都地方は吹雪が舞い、夜明けとともにJR・南海橋本駅周辺の市街地も、山河も白銀世界となった。気温は氷点下で冠雪はすべて氷結、雪を踏み歩くと、サクサクと音がして、坂道では車がスリップするほどの厳しさ。それでも橋本川・松ヶ枝橋近くのせせらぎでは、1羽の白鷺が川魚をあさり、すぐそばでは鴨の群れが仲良く遊泳を楽しんでいた。

この日、夜が明けると、橋本駅周辺の商店・民家の屋根は雪に覆われ、紀の川沿いの山々は、斑雪(まだらゆき)JR和歌山線・南海高野線の電車の音は聞こえない。

市内の国道や県道、市道などでは、乗用車やトラックがゆっくり走行。峠を越える一部の急坂では、車が何度もスリップして、やむを得ず走行をあきらめていた。

同市東家の旧高野・大和街道の交差点近くの橋本川・松ヶ枝橋を渡ると、氷結した雪(約5センチ)がさくさくと割れる。近くのせせらぎでは、1羽の白鷺(しらさぎ)がゆっくり踏み歩いて小魚をあさり、その周辺では鴨の群れが仲良く遊泳、川面の白鷺の影をゆらゆら揺らす。愛犬と散歩していた主婦は「めっちゃ寒いけど、この程度の積雪でよかった」とほっとしていた。

写真()J白銀世界となったJR・南海橋本駅周辺の市街地と紀の川沿いの山々。写真()は白鷺のそばで遊泳を楽しむ鴨仲間。写真()は松ヶ枝橋から上流のまちの雪景色。


更新日:2023年1月25日 水曜日 17:14

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