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高野山奥の院・玉川で寒中水行♡寳壽院・辻田副住職と檀信徒ら8人~「人々の安寧」心願成就祈る

弘法大師・空海の入定(にゅうじょう)の聖地、和歌山県高野町の高野山・奥の院を流れる玉川で1月22日朝、奈良県川上村の高野山真言宗・寳壽院(ほうじゅいん)の檀信徒ら8人が寒中水行(すいぎょう)を行い、世界の人々の安寧を祈った。

この日朝の玉川の水温は0度で、気温はマイナス3度と冷え込み、川沿いに並ぶ水向け地蔵尊=(観音菩薩、不動明王など15体=の水槽の水はすべて氷結するほどの寒さ。

寳壽院の辻田真海(つじた・しんかい)副住職と檀信徒ら8人(20~60歳代)は、数珠(じゅず)を手に、白衣・草履(ぞうり)姿で入水。腰まで聖水につかり、10数分間にわたって般若心経を唱えた。

この寒中水行を約65年続けている辻田副住職は、「世界の皆様方の安寧を思い、心願成就を祈りました」と話していた。

写真()は檀信徒の最後部で般若心経を唱える辻田副住職。写真()は水向け地蔵尊の水槽で氷結した薄氷。写真()は手を合わせ水行に励む檀信徒たち。


更新日:2023年1月22日 日曜日 15:17

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