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寒中、蝋梅(ろうばい)咲いた♡橋本・丸高稲荷神社の長い鳥居・参道わき~清楚な色香ただよう

歌山県橋本市隅田町の隅田八幡神社の末社・丸高稲荷(まるたかいなり)神社の境内で寒中ものの1月21日、清楚な色香ただよう蝋梅(ろうばい)の花が満開になり、参拝者の心に幸せな温もりを与えた。

隅田八幡神社は、名高い担ぎ屋台(かつぎだんじり)祭り、丸高稲荷神社は桜の名所の一つ。

その丸高稲荷神社は、隅田八幡神社近くの丸高山山頂にあり、参拝者はふもとの大鳥居から、87基の朱色の鳥居をくぐって参拝する。
この日、丸高稲荷の長い鳥居をくぐると、頂上付近の参道わきで、数本の蝋梅の若木の枝々から無数の蕾(つぼみ)がふくらみ、黄色い蝋(ろう)を塗ったような花がいっぱい開花。南に聳える紀伊山地の峰々を背景に、甘く神々しい色香を漂わせていた。

最近の厳しい寒さと、コロナ禍などで、人影は少なかったが、たまたま訪れた若者たちは、真冬に咲く蝋梅に見入り、「もうすぐ大雪かも知れないのに、こんなに綺麗に咲くとは」と驚き、「友だちに見せたい」とスマホ撮影を始めていた。

[季語・蝋梅の俳句5句紹介]

臘梅の咲くゆゑ淡海いくたびも(森澄雄)

ほとけ恋ひゐて臘梅の一二りん(鷲谷七菜子)

臘梅や雪うち透かす枝のたけ(芥川龍之介)

臘梅のめでたきいろに近づきぬ(岡井省二)

臘梅の香の一歩づつありそめし(稲畑汀子)

写真()は橋本の丸高稲荷・鳥居参道わきで満開の蝋梅の花。写真()は丸高稲荷の長い朱塗りの鳥居。写真()は紀伊山地の峰々を背景に咲く丸高稲荷の蝋梅の花々。


更新日:2023年1月21日 土曜日 19:07

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