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残し柿に野鳥たち歓喜のさえずり♡♪山河豊かな紀州・橋本~自然に感謝の心伝えてね
大阪・難波に近い大自然に恵まれた和歌山県橋本・伊都地方は1月9日、寒いながらも穏やかな晴天に恵まれ、同市東家の高台では、自然に感謝する「残し柿」がいっぱい。四方の山河から飛翔してくる野鳥たちは。柿、柿、柿を必死についばみ、歓喜の囀りを放っていた。
ここは真言律宗・妙楽寺近くの高台で、南に高野山、北に葛城金剛連峰がそびえる。その一角に立っと、眼下に市役所や商工会館、商店・民家が広がる。例えば、高台の1本の柿の木は、高さ10メートル以上もあり、その枝々には無数の熟柿がぶら下がったままで、いわゆる「残し柿」であるらしい。「残し柿」とは、農家が自然に感謝しながら、さらなる豊作を祈って残した柿のことである。
この日、1羽の野鳥が止まり、熟柿をつつきはじめると、たちまたち沢山の野鳥が集まり、おいしそうについばむ。鳶(とび)や烏(からす)などがやって来ると、あわてて飛散するが、再び参集して楽しそうな影が踊っていた。
橋本・伊都地方は全国に名だたる柿の名産地であり、自然に感謝する「残し柿」の風景は、あちこちの柿畑でも見られる。
写真は素晴らしい「残し柿」と大喜びの野鳥たちの影。
更新日:2023年1月19日 木曜日 21:09