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橋本の紀の川・舟着き場、常夜灯籠が雨にびっしょり♡背景の国城連峰が雲間から見え隠れ~鴨のカップル仲良く遊泳

年明けから2週間の1月14日、和歌山県橋本地方は、山河もまちも雨雲に覆われ、昔の紀の川・舟着き場の常夜灯籠(じょうやとうろう)が雨にびっしょり、背景の国城連峰(くにぎれんぽう)も、雲間から見えたり隠れたり。雨のしぶく水面では、可愛い鴨のカップルが仲良く遊泳して、大都会では見られない世界を繰りひろげた。

この日の橋本地方は、未明からやや強い雨に見舞われたが、気温は10数度という温かさで、歴史的な常夜灯籠は、橋本橋下流近くの紀の川北岸に立つ。昔は昭和初期まで300年以上も橋のない時代が続いたので、渡し舟が灯籠の灯火を目印に発着。高野参詣人など大勢の旅人を運んできた。

この日、常夜灯籠近くの堤防や橋本橋を行くと、紀の川南側の山々は深い雨雲に包まれて、

山襞(やまひだ)を雨脚が走る。水嵩(みずかさ)の増す紀の川では、数10羽の鴨の群れが仲良く泳いでいて、1羽が上流へ向かって飛び立つと、すべて後に続いて飛翔。着水後は水の

流れに身を任せていた

1月15日は大切な「お焚き上げの日」で、同市東家の真言律宗・妙楽寺の愛宕山(あたごさん)では「どんど焼き」が営まれる。雨傘を差した市民の1人は「一年に一度の大切な日なので、たとえ雨でもお正月飾りなど持参したいと話していた。

写真()は橋本の紀の川船着き場に立つ歴史豊かな常夜灯籠と雨雲に覆われる山々。()は仲良く遊泳する鴨のカップル。写真()は雨雲に見え隠れする紀の川南岸の国城連峰。


更新日:2023年1月14日 土曜日 18:50

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