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かわいい干支「卯の[宝来飾紙」できた♡橋本の真言律宗・妙楽寺で善男善女10数人~自宅の仏間や床の間に貼って、来年の無病息災・招福祈る

家族に幸運をもたらす来年の干支・卯()の「宝来飾紙(ほうらいかざりがみ)」作り体験会が12月19日、和歌山県橋本市東家の真言律宗・丹生山薬師院「妙楽寺」=岩西彰真(いわにし・しょうしん)住職=で行われた。

善男善女10数人が同寺の御本尊・薬師如来像が還坐する仮本堂に参集。岩西住職は友人僧侶で四国霊場第四十番札所・観自在寺の三好温人(みよし・おんじん)師に描いてもらった干支「卯の下絵」を配布して読経。

善男善女は、ロウソク明かりに照らされる薬師如来の前の卓上で、カッターナイフを使い、来年の「家内安全」「無病息災」を念じながら、卯の下絵に沿って丹念に作り上げ、最後に岩西住職とともに合掌。可愛い卯の「宝来飾紙」の完成を喜んだ。

「宝来飾紙」は、弘法大師・空海が「しめ縄」の代用にしたと伝えられ、妙楽寺では平成25年(2013)秋から毎年、宝来飾紙(ほうらいかざりがみ)」作り体験会を開き、今年で10回目になる。

岩西住職の母・康子(やすこ)さんは「きょう参加された皆様は、自作の宝来飾紙を自宅の仏間や床の間、玄関などに貼って、無病息災や招福を祈られ、快い新春を迎えられます」と微笑んでいた。

なお、同寺では今年も「除夜」の鐘を「昼の鐘」として、12月31日午後1~2時に行われる。

写真()は自作の卯の「宝来飾紙」を披露する岩西住職の母・康子さん。写真(中、下)は「宝来飾紙作り」に丹精込める善男善女たち。


更新日:2022年12月19日 月曜日 14:31

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