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陵山で白い雛菊、紀の川では白鷺♡高野山麓・橋本~南海電車カタコト往来♪
高野山麓・橋本伊都地方は12月5日、冬雲に覆われ、うんと冷え込んだが、橋本市古佐田の丸山公園では、白い雛菊(ひなぎく)が咲きそろい、屈んで見れば、なんと草々の中は春のおもむき。
ここは近畿で最古級の陵山(みささぎやま)古墳があり、その高台に立つと、眼下には市役所や伊都振興局、商工会館、商店・民家の屋根がひしめき、南側では弘法大師・空海も見上げたという国城山(標高552㍍)がそびえる。
この公園はJR・南海高野線「橋本駅」の北近くで、素敵な電車が難波~高野山などを往来。リズミカルな音がこだましていた。
「橋本駅」の南側近くでは、紀の川が流れており、浅瀬では白鷺が踏み歩きながら、小魚をあさり、時折、上空へ舞い上がっていた。
丸山公園を散策する市民は、「ここはちょっとした桜の名所。来年こそはコロナが収まり、家族や友人同士で、花筵(はなむしろ)の宴会を楽しみたい」と話していた。
写真(上)は丸山公園で沢山咲いている雛菊。写真(中)は国城山や雨引山を背景に颯爽と走る南海電車。写真(下)は紀の川を踏み歩く白鷺。
更新日:2022年12月5日 月曜日 16:26