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初冬♪ヒマラヤ桜が満開、白いワビスケも♡紀州・かつらぎ町の岡村さんの植物園~友人知人ら心ほのぼの
和歌山県かつらぎ町中飯降の元銀行マン・岡村邦政(おかむら・くにまさ)さん(78)方の庭園で、淡くて小さなピンク色のヒマラヤ桜が満開になり、すくそばでも、真っ白なワビスケ(侘助)などが沢山咲いて、訪れる友人知人を喜ばせている。
この庭園は通称「岡村さんの植物園」(約1400平方メートル)と呼ばれ、
岡村さんの妻で書家の鈴子さんが20数年前から、元の柿畑に約1000種類の木々花々を植栽。丁寧に育ててきた。
ヒマラヤ桜とは、バラ科サクラ属の桜の野生種の一つで今、枝々に小さくて白っぽいピンク色の花がいっぱい開き、底冷えの空で冬日を浴びている。近くのワビスケ(侘助)の若木でも、白くて瑞々しい花が沢山開花。親しい友人知人たちは、四季の花々に見入ってにこにこ。そのたびに愛猫(あいびょう)クロちゃんも「ニャーオ(綺麗でしょ)」と近寄ってくる。
岡村さん宅は、JR和歌山線・中飯降(なかいぶり)駅近くで、地元には名高い初桜酒造や昔、女人高野別格本山・慈尊院へ参拝者を運んだ紀の川・船着き場などがあり、彼方には日本遺産・堀越癪(しゃく)観音のある修験者の連峰が聳えている。
鈴子さんは「友人と一緒にお茶を飲んだり、この庭で花を眺めたり、とても幸せな時間をいただいています」と話していた。
写真(上)は満開のヒマラヤ桜。写真(中)はヒマラヤ桜の木=花は小さいので、近づかないと見えない。写真(下)は近くで咲き誇るワビスケの花=いずれも岡村さんの植物園で。
更新日:2022年12月4日 日曜日 17:46