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山茶花が満開、つぼみ次々ふくらむ♡役行者ゆかり橋本の日本遺産・小峯寺~参拝者、心洗われ

役行者(えんのぎょうじゃ)ゆかりの日本遺産・小峯寺(おみねじ)=和歌山県橋本市小峰台=で11月30日、色鮮やかな山茶花が満開になり、枝々には無数の蕾(つぼみ)が生まれ、参拝者の心を洗っていた。

小峯寺は、延宝6年(1678)の梵鐘(ぼんしょう)・鋳造文によると、奈良時代に役行者が滞在・修練を積んで始まったとされ、奈良・王子町~和歌山市の連峰の一角で緑の高台にある。

本堂に秘仏・馬頭(ばとう)観世音菩薩、薬師堂は薬師如来、山上の行者堂には開祖・役小角(えんのおづぬ)が祀られている。

この日、夜来の小雨は止んで、境内の銀杏(いちょう)落ち葉がしっとり。その上では山茶花が淡い紅色を放ち、枝々では無数の蕾が膨らんできていて、近づく時の刻みを感じさせていた。

小峯寺では毎春、柴燈大護摩祈祷(さいとうおおごまきとう)が営まれ、ほら貝の音が鳴り響く。大勢の修験者が護摩を焚き、人々の安泰を祈願。平素は、マイカーで訪れる家族連れらが参拝、この歴史豊かな境内に咲く花々を楽しんでいる。

写真(上、下)は小峯寺で満開の山茶花。写真(中)は次々生まれる沢山の蕾。


更新日:2022年11月30日 水曜日 14:10

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