ニュース & 話題

郷土芸能「嵯峨谷の神踊り」体験♡橋本・高野口小ふるさと学習~5年生児童「とても楽しかった」

和歌山県橋本市高野口町の市立高野口小学校で11月29日、地域の伝統芸能「嵯峨谷の神踊り(さがたにのこおどり)体験会」が行われ、5年生児童27人が同保存会の人たちから、太鼓の打ち方、踊り方などを学んだ。

「嵯峨谷の神踊り」の起源は明らかではないが、室町時代からの伝承行事とされ、毎年8月15日に嵯峨谷の若宮八幡宮・神前で「五穀豊穣」や「家内安全」などを祈り奉納している山間農民の心こもる民俗芸能(同県無形文化財)である。

この神踊りの保護・伝承活動に取り組んでいる同保存会=吉田耕平会長=と、子どもたちに貴重な民俗芸能を学ばせたいとする同小学校=榊洋史(さかき・ひろし)校長=の思いが一致。子どもたちは「ふるさと学習」の時間に体験した。

この日、5年生児童は可愛い鉢巻き姿で同小講堂に集合。保存会の面々が披露する神踊りを見学した後、3班に分かれて、太鼓の打ち方や踊り方などの基礎を学んだ。

子どもたちは「太鼓も、踊りも、初めてで、心がはずんだ」「みんなと一緒なのでとても楽しかった」とにこにこ。榊校長は「子どもたちの将来にとって、とても貴重な体験をさせてもらえました」と感謝していた。

写真は高野口小・児童たちの「嵯峨谷の神踊り」体験風景。


更新日:2022年11月29日 火曜日 21:03

関連記事

ページの先頭に戻る

  • 標準
  • 大
  • RSS
  • サイトマップ

検索

過去の記事